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《 雅羅・/・ 襍囈〝朔・紅葉?〟》

カジイチゴ(梶苺)の葉  バラ科(Rosaceae)
学名:Rubus trifidus

 

2021/02/13 泉の森・民家園。

 

かなり前の新治市民の森の黄苺の黄葉葉

 

 

《  “河津桜の花は未だだが、葉の紅葉が見れた泉の森・民家園!?!”  》

朔。月と太陽の黄経差が0°となる日。旧暦では2/10が暦月の朔日。

旧暦の元日。旧暦正月朔日と言っても、何か・・響いてこない。

新・旧どちらにしても真冬、花の少ない季節だ。

そんな中、昨今は、気温が下がらず、シモバシラが見れない。

同じ園内にカジイチゴの葉(多分?)が、紅葉していた。

(梶苺)在来種、庭木としてよく栽培されている。

和名は、葉がカジノキに似ていることからに由。

新茎や新枝には軟毛、腺毛があり後に無毛となる。普通、刺はない。

葉は互生し、やや厚く掌状に3~7裂(5裂が多い)し、重鋸歯縁。

新葉の葉柄や主脈には腺毛があり、後に無毛となる。托葉は、狭惰円形。

ハチジョウイチゴも同じような場所に生え、花や葉がよく似ている。

若い茎に刺があり、茎や葉裏の脈に白毛があり、腺毛はない。

モミジイチゴ(長葉紅葉苺・・広義・・日本固有種)
Rubus palmatus Thunb. var. palmatus( ナガバモミジイチゴ

茎や葉には刺がまばらに生える。茎の刺は曲がらず、葉柄や枝の刺は曲がる。

托葉は、披針形。葉身は、長卵形、重鋸歯縁、掌状に3~5裂し中裂片が特に大きい。

葉の形や鋸歯には変異が多く、切れ込みが少ない場合もある。葉裏は緑色。

 

色々と思い巡らすと、やはり此の葉はカジイチゴの葉、と思える。

 

「令和陸年(皇紀2684年)2月10日、記」