Dekoboko_Scann

***Botanic & Environment_Photo***

《 〝泉の森・散策路の植物〟❖ ’24/4/21 ❖》

泉の森・北入口から散策路を下っていくとすぐ右折する。

ここら辺りをこもれび広場と呼んでいる。

広場の下縁側散策路でジュウニヒトエ十二単)が咲いていた。

ジュウニヒトエ十二単)シソ科(Lamiaceae/Labiatae)

学名: Ajuga nipponensis Makino

別名:ジュウニヒトエ十二単衣)

 

どこにでも普通に見られる野草であるが、下側縦に小花が見えた。

小さな花ゆえ立ち止まり見入る人は少ない。

下側(散策路側)に色濃い花が見えた。

キランソウ(金瘡小草)シソ科(Lamiaceae/Labiatae)

学名: Ajuga decumbens Thunb.

別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)

 

大きな塊の脇にも点在していたキランソウ。何とも可愛い。

 

ジュウニヒトエキランソウの間、真ん中にキランソウが立ち上がった様な花が??

間違いなくこの花のかたまりは、〝十二金瘡小草〟と確信を持った。

ジュウニキランソウ(十二金瘡小草)シソ科(Lamiaceae/Labiatae)

学名:Ajuga x mixta Makino 別名:キランジュウニヒトエ(金瘡小十二単衣)
 ジュウニキランソウ(十二金瘡小草);
明るい林内や道端などに生える多年草ジュウニヒトエキランソウの自然交配種。
両種の分布が重なる場所では特に珍しくないらしい。
ジュウニヒトエに近いものから、キランソウに近いものまで個々で違いがある。
比較的出現頻度は高く,各地で見れる由。
花は、両種の中間的な淡紫色でキランソウのように茎を四方に伸ばす。
ジュウニヒトエの様に花序が少し立ち上がるものが多い。
別種のタチキランソウに全体の形が似ることもあるが,
タチキランソウは花冠の上唇が大きくて深く切れ込む。
 
 「令和陸年(皇紀2684年)4月23日、記」