日本では、ジロ・デ・イタリアとして呼ばれる世界最高峰の自転車ロードレース。
今イタリアを一周するようにステージレースが展開されている。
ロードレーサー好きには、眠れない日が続いてる。
”Giro d'Italia”・・発音的にはジーロ・ディターリアだろうか!?!
そんな自転車王国イタリアには、面白い教会がある。
"Madonna del Ghisallo"(上の画像)。
イタリア人の多くは、敬虔なカトリック教徒。
日曜日には教会へ行ったり、家族や友人の家で昼食を楽しんだりすることが多いが、
自然の中に出かけるのも大好きだ。
ミラネーゼ(ミラノの住人)が日曜日、気軽に親しめる山として人気があり、
美味しい水、公共水汲み場もあるような場所。
ミラノ北部に位置するベッラージョ(Bellagio)の付近は、
スポーツサイクリングのメッカである。
ベッラージョからコモ湖方面へ10キロほど行った山あいに、
「サイクリストの聖地」
小さな礼拝堂がある。
中は普通の礼拝堂と違い、聖母マリアの像の他に、
往年の有名自転車選手の自転車、
そしてレースジャージ(ウエア)などが飾ってある。
この礼拝堂前、昨年はジロのコースとして賑わっていた。
日曜日ともなるとカラフルなウエアに身を包んだサイクリストが、
あちこちに見られる。
この山間、風光明媚な場所、と同時に郷土料理も美味しい。
画像は、ストラコット(煮込み肉)とポレンタ。
郷土料理であるポレンタ、とうもろこしの粉で練った黄色いピューレのようなもの。
ポレンタを好みの肉煮込みやきのこ、チーズを煮たものと一緒に食べる。
ボリュームあって、最初はけっこうズシンとくるが、
慣れると癖になる一品、イタリア家庭料理の代表格か!!
特にこの地方の人には、欠かせられない料理のようだった。
ポレンタを食べさせてくれるレストランは、沢山あるようだったが、
概して山中にあり周囲を緑の芝生に囲まれてる。。。
自転車仲間とワイワイガヤガヤとポレンタと赤ワインを楽しんで居た。
食後(ランチ)は、腹ごなしに周囲をポタリング。
爽快なサイクリングだった。
イタリアで行われてるアマチュアレース(イベントか??)、
給水ポイントでは、ワインが振舞われて!!
驚きであった(10年以上もまえのことだが・・・)。
画像のメダリオンは、教会のお守り!!
自転車フレームにつけている。
この教会近くに、おそらくは、世界で一箇所か!!
木リム工房がある。
愛用のリムである。