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“小さな花6”《森羅・/・万象19-16》

           《時節・_・襍感⇔里山の小さい花”》

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ミチタネツケバナ(路種浸け花)    アブラナ科(Brassicaceae /Crucifera)
学名:Cardamine flexuosa, Cardamine hirsuta L.
日本の在来種タネツケバナ、オオバタネツケバナ の仲間だが、ミチタネツケバナはヨーロッパ原産の帰化植物
種子の入った長いサヤ(果実)が、花より上に斜上して伸びている。
種浸け花は田圃等の湿った場所に生え、路種浸け花は畑や道路脇の乾いた所に生え名前の由来である。
茎は普通、直立し、下部には下向きの毛があるが、上部には毛がないのが普通。
茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつき、果期にも根生葉が残る。
葉は、羽状深裂し小葉は普通4~7対つき広惰円形で頂小葉が最も大きい。、葉柄や葉裏に粗毛がある。
花は白色の4弁花。花弁の長さ2.5~4.5㎜、幅0.5~1.1㎜と小さな花である。
雄蕊は、普通4個まれに5~6個。花柱は長さ0.1~0.6(1)㎜。萼片は4個、長さ1.5~2.5㎜、幅 0.3~0.7㎜。
果実は長さ1.5~2.5㎝、幅 1~1.4㎜。果実の中の隔壁を挟んで種子が並らんでいる。
種子は淡黄緑色、長さ約1mmで熟しても黒くならない。小さくも力強く咲き始めていた。